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鎖
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作詞 ニコル |
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眩しい光線 飛び込んで 思わず瞬き
鬱陶しいけど いてほしい どっちだよ
逃げてしまわないよう 虫かごに閉じ込めて
大事に育ててみるけど 餌は与えない
勝手になついて 信頼を寄せて
一緒に散歩でもしようか 首輪は外さない
そうして歩く世界は こんなにも寒くて
いつも通る道の幅は あまりにも狭くて
こんな息の詰まる窮屈な距離でも
不思議と手放す気にならない どうして
いつでも逃げていいよと 窓を開け放してみた
鬱陶しいけど いてほしい あとは君次第
いつの間にか朝が夜になるくらい 時間が過ぎて
やっぱり餌は与えないけど ちょっと心配だ
勝手に居着いて 信用し切って
今日も散歩しに行こうか 首輪は外さない 外せない
二つ分の足音が ある街角を包み込んだ
二つ分の足跡が アスファルトを彩った
こんな素晴らしい世界の片隅で
不思議な生き物同士が 並んで歩く
いてもいなくても どっちでもよくて
鬱陶しいけど 離れられなくて
過ぎていく時間に馳せる気持ちが
二つの首輪を繋いでいた きっと
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