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名前の知らない君へ
作詞 ニコル
名前も知らない君のことを思い出す
言葉さえ交わしていないのにどうしてだろう


憂鬱な眼差しで窓から見上げた空
鬱陶しいくらいに青くて溜め息零した
大人の長ったらしい話に飽き飽きして
机の上で組んだ腕の隙間に顔を突っ伏した

誰もいなくなってからようやく起き上がると
汚い黒板の隅っこに小さく傘を描いてみた

その下に書いたのは 僕の名前と『空白』

君の声を一度でいいから聞きたい 話したい 叶わぬ想い
栞を置いて本を読み始める君の 好きな一冊を訊ねてみたい
もし僕が好きな本と一緒なら 時間を忘れて語り合いたい


君は僕のことを知っているのかな
僕が話しかけたとしたら気づいてくれるかな
いつもすれ違っては互いに別々の方へ歩いていく
僕がすれ違っていると分かっているのかな

白が混じった緑の黒板の隅っこの小さな傘
自分の名前と一緒に 傘と『空白』を慌てて消した

名前も知らない君のことを思い出す 覚えている 忘れられない
君が読んでいる本の題名が分かったら 話しかけて 語り合えるかな
もし読んだら君との距離が少し縮まって…… なんて淡い期待


ある日 君が栞を挟まずに本を閉じて立ち去った
見上げた空は鬱陶しいくらいに青くて 溜め息零した


名前も知らない本の結末が気になって眠れない 知りたい 頭から離れない
読み始めたら 当然のように読み終える時が来ることに気づいた
名前も知らない君のことが好きなんだ 忘れられない 止まらぬ想い

姿勢を正して俯く君の笑顔や涙をもう一度見たい
結末がこうなるって初めから知っていたら こんな本は読まない



名前も知らない君が新しい本を読んでいる
それは僕が好きな本だった

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2015/11/02
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コメント ちょっと詩的なロック。これまでは割りと既存の作品から着想を得て自分なりの解釈やら改変やらして、いわゆる真似事のような作詞をする傾向がありましたが、今回はあらかじめ完全に自分の創作というコンセプトと、物語性重視というコンセプトとがありましたので、久々の作詞ということもあって、景気付けに新たなスタイルに挑戦してみました。
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