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夕暮れの窓辺
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作詞 さとうたけひこ |
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「夕暮れの窓辺(題名)」
ある夏の日の夕暮れ
二人は窓のそばにベッドを置き
裸になって寝ころがる
レースのカーテンは
窓から入るそよ風にあおられ
柔らかな午後の光の調べを奏でる
草の香りを含んだ風は
二人の、かすかに酸っぱい
肌の匂いと混ざりあう
二人は微笑みあい
しだいに赤く染まっていく部屋で
互いの、汗でしめった胸に顔をうずめる
抱き合い、くすぐりあい、見つめあう
暮れなずむ時の中で
こうして、二人が二人であることを
二人が一つであることを確かめる
まどろみの中で見たものは
夢ではなく真実なのだと信じながら
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