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幸せのあり方
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作詞 Egiri。 |
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幸せは決して手に入るものではないけれど
決して手に入るものではないからこその幸せだと私は思う
人から見た幸せ程羨ましいモノはないけれど
その人の幸せと私の幸せは違うんだ
会いたいと願うことの何が悪いのだろうか
抱きしめたいと願うことの何が悪いのだろうか
君が私と離れることを願うのであれば
私はそれに従おう
でも君が望まないのならば私は離れたくない
君が幸せならそれでいいと思っていたけれど
離れてから気づいてはもう遅くて
幸せのカケラも無くて
目に溜まる雫は落ちていくばかりで
溢れるこの思いはどうしたらいいのだろうか
幸せは手に入れるモノではなくて
自然に思えるモノだったと雫が教えてくれた
記憶に鍵を掛けることが出来るのなら
君との記憶に鍵を掛けて
楽しかった思い出も悲しかった思い出も
思い出すたびに辛くなってしまうから
この出来事はもう過去のモノになってしまって
私はどうしたらいいか分らない
笑顔でいることが幸せとは限らなくて
笑顔でいることが辛いと感じることがある
自分の思いは自分にしか分からないけれど
それは他の人の思いは自分に分らないということ
どうすればいいのか、何をすればいいのか
それは本人にも分からなくて
きっと誰にも分からないんだと思う
それが自然なことかもしれない
分らないとは仕方がない
なら分らないならどうすればいいかを考えればいい
簡単なことではないかもしれないけれど
自分にとっても大切なことだと思うから
悲しくなれば涙が出て
嬉しくなれば笑顔になる
嬉しくて涙が出ることもあれば
悲しくて逆に笑みが溢れることがあるかもしれない
それはその人なりの思いの表し方であって
不自然なことは一つもない。それが人間なのだから
それが普通で当たり前
分らない、それは人それぞれだから
感情や考え方が全て同じなら
今の様に笑ったり泣いたりなんて行動は生まれないかもしれない
全てが同じでも、全てが違っても
それこそが幸せなんだと思える
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