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見えない透明
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作詞 陽凪乃 |
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雑然とした釈然としない投げかけに
垂れた首がなかなか上がらない
宙に舞った君の体は柔らかく
殺伐とした感情を突き刺した僕に
問いかける
生きたいの?逃げたいの?
さっきまでの夕暮れも
昨日になった今朝も
いつか貰った君の言葉も
繋ぎとめられなくて
バラバラのままで
やるせない気持ちとか
戻らない感情論とか
全部全部僕のせいなんだ
哀しい顔の君から
ありがとうを受け取れなくて
僕は今日も言葉を飲み込む
ありったけの偶然に必然とか
求めちゃって息詰まって
生きずらい世の中なんだ
君はいつだって透明な目で笑う
締め付けられて溺れる僕を
可笑しそうにさ
今さっきの冗談と
明日からの嘘に
いつか君にあげる誓いを
はぐらかして壊したいよ
壊したくないよ
やっぱり無駄だなんて
言わないで
きっと左目から涙が零れてしまうから
見え透いた君を
見つめているんだ
やるせない気持ちなんて
もう忘れたから
戻れない昨日とか
置き去りでいいから
全部全部全部
受け止める僕をあげるから
君にありがとうって
言わせてよ
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