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桜色に枯れた空
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作詞 RYU |
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そう自分なんて簡単には
変えらないだろう
何年か生きて来て
僕がようやく知ったこと
数えきれるほどの夢を見て
そのどれもを叶えられなくて
破り捨てたものが積もった
ゴミ箱を今 眺めている
例えば誰かの言葉で
吹っ切れるような
自分 追い求めていたはずなのに
いらないものばかり
握ってるように見えた
桜色に染まったこの空を
枯れた心はどう捉えるのだろう?
永遠に続くと思っていた
あの日々も やがて夕暮れに差し掛かり
もう終わってしまうって
初めて気づいたんだ
ほら激しく吹きつけてくる
地下鉄の階段
人生もまた同じ
風が深くまで続いている
逃げるっていうことが何なのか
分からなくなってしまっていた
心の中で出した答えを
口に出せずに うつむいている
どう在るべきかじゃない
どう在りたいか
自分に問い質して
泣くほど悔しいなら
立ち向かうしかないのさ
涙 滲んでうっすらと開いた瞳
赤い空が桜色に見えてきて
いっそう夕焼けに向かって
走り出して少しでももがいてみようか
時にはカッコ悪い言葉しか
出せないこともあるんだ
例えば誰かの言葉で
折れてしまうような
自分が嫌いで仕方なかったんだ
だけど懸命にやることは
何もひとつ逃げることじゃなかった
桜色に染まったこの空を
枯れた心はどう捉えるのだろう?
永遠に続くと思っていた
あの日々もやがて 夕暮れに差し掛かり
もう終わってしまうって
初めて気づいたんだ
枯れた心は少しまた
違った色に見えたんだ
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