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国道一号線
作詞 RYU
心が痛くて震えても
その痛みの在処さえ分からないのは
本当のことが見えてないから

歩き出したのはいいものの
どこへ向かえばいいのか分からない
冗談っぽく迷子なんだと一人呟く

「あの五つ目の角を曲がった国道一号線で待ち合わせよう」
誰かから受け取った手紙が導く場所

いつか見た星空まで連れてくねと
駆け出した人ごみかき分けて
僕の手を引くその柔い手
どこかで感じてた気がしたよ


心臓の鼓動がやけに激しい
急に動き出してしまったからかな?
本当のところは教えるわけにはいかないね

走り出したのはいいものの
どこへ連れていかれてるかは分からない
冗談っぽく少し勇敢な背中に尋ねた

「あの寂れた低い高架下を抜けたらもうあと少し」
どうしてか見な慣れた街にたどり着いた

もうきっと絶対 思い出したでしょ
なんであんなに震えていたのか
僕の手に伝わる温もり
きっとその手のせいなんだね


天使たちの唄が聞こえる
自由の女神が見つめる
あの星空までもう少し

いつか二人で見たものは変わらない
駆け出した人ごみかき分けて
僕の手を引くその柔い手
いずれはまたいなくなってしまうもの

どうしても会いたくなったら
また「あの国道一号線で待ち合わせ
今度は僕が手を引く」と
手紙に記して君に渡した

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2014/12/06
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カテゴリ 綽吚
コメント あの頃のあの場所で待ち合わせ。思い出の場所は人ぞれぞれ。
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