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天使の羽は翼のように
作詞 RYU
粉雪 舞うように息は白く消えていく
曇るガラスの向こうを 君は憧れるように見つめる
ショーウンドウに並んだ天使の羽はひらひら
空に飛び立とうと ガラスのケースの中で ゼンマイに廻されてる

いつか羽ばたけるのか? この暗い冬空に
光射す雲の向こうを目指し 健気に頑張っていて

天使の羽は翼の様に大きく美しく
まるで大人になった 君にどこか似ていて
ただ君に恋をした あの日のように懐かしい
雪と風と街の臭いに溶けるように


初恋 散るようにベルが街中を包む
寄り添うカップルの中を 君は紙袋 片手でかき分けて
袋の中の天使はもう動くことなく
時間のない世界でまた誰かの手で命 吹き込まれるのを待ってる

そっとブリキを回せば 美しいメロディーと
天使の歌声で この曇り空を ただ優しく包んで

天使の羽は翼の様に大きく美しく
まるで僕の目の前に 舞い降りたかのように
ただ君に好きと言った あの日のように懐かしい
手の冷たさを右手で感じていたんだ


天使の羽は翼の様に大きく美しく
まるで大人になった君にどこか似ていて
ただ君に恋をした あの日のように懐かしい
雪と風と街の臭いに溶けるように
手の冷たさに感じた愛のように
この街に溶け込む
美しい翼の天使の歌のように

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2014/10/19
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コメント 去年、街の雑貨店で飾ってあった天使のオルゴールを見て書いたものです。
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