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白い花
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作詞 RYU |
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肩まで伸びた細く柔い髪が 君を少し大人びせた
気づかないほどのスピードで時は流れていくのかもしれない
かくれんぼ 制服の帰り道 僕を見つけた笑顔
侵入禁止のロープ 握った小さな手に 僕の手が触れた
どうしてだろう その瞬間 君が君じゃないような気がした
空地の隅 火照った僕のほほを冷やしてくれた風
グランドの隅 君が好きだった場所
変わらない口癖 すぐに飽きちゃうとこ
何も変わってない そんなことが 僕を安心させる
無邪気に笑う表情の裏 どんな想いに染まってるの?
その小さな瞳に映っているのは どんな景色だったんだろう?
すぐに放してしまった手に残った柔らかな感触が
消えないうちに 君はもう一度 僕の手を握った
知らない街の 僕の知らない場所
知らない人に 君は憧れていた
見たことのない そんな君は 白い花のよう
人は夢に破れ そっと恋に落ちて きっと大人になってゆくんだろう
なら 君の行く道 僕は見送ってあげるよ
君がこれから憧れを目指すのなら
いつか叶うはずさ 君の夢見た景色は 美しく見えるはずさ
グランドの隅 君が好きだった場所
変わらない口癖 すぐに飽きちゃうとこ
大好きな場所 大好きな花 大好きな歌も変わらないでいるから
そんなことが なぜか僕を安心させてくれているんだ
だから さぁ君は振り返らずに行けばいいさ
目指したその場所まで
見守ってるから 何も変わらない
かわいい笑顔さ 君は白い花のようだ
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