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black winter
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作詞 YAMATO |
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雪の降る白い道 二人分の足跡
町中の人混み 重くも軽い足音
繋がれた手と手 伝わる温かさ
吐息が交わって 君の顔を覗く
窓を眺めて 描き出す空想に
自分の隣を歩く あの子が登場
動かした目線の先に 彼女がいて
起こり得ない現実を 少し憎む
曇り空は 雪を落とさない
寒いだけ 痛いだけ
そんな冬の日
一人っきり 独りぼっち
滑る道を歩く
誰かの誕生日 町中のラブソング
派手な装飾 人混みは男女の組ばかり
繋がれた手と手 感じる虚しさ
吐息は流れ去り 僕は顔を伏せる
曇り空は 光を通さない
現れない 輝かない
そんな冬の陽
孤立して 孤独で
手と手を擦らせる
あの子は 知らない誰かと歩く
手と手を繋いで 人混みへと消える
町中の煌めきが 煩わしくて
僕は誰とも会わず 黙って家に帰る
寒いだけ 痛いだけ
そんな冬なんて
望んでない 求めてない
手が一人分しかない
一人っきり 独りぼっち
前と同じ冬
足跡も 足音も
僕のだけしかない
夢を見る度 朝を待つ度
孤軍奮闘 夜の寒さを耐える
鏡を見る度 外へ出る度
孤立無援 独りの痛みを耐える
そんな冬の日 今度も迎えた
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