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インジゴの夏
作詞 くろちゃん
助手席に座る視線の
高さとほとんど同じ
青い水平線が伸びる
遠く貨物船が行く

低い堰堤に海猫が
一列に並んでる
遠くの波間に何かを
さがし続けてる

センターラインはあるけど
カーブが続く海沿いの
九十九折りの国道は
遠く望む立山の光

  港の町を抜ければ
  氷見までもう少し
  夏休みももう終わり
  小さな旅も終わる

車の窓を全開で
走れば暑く潮の香り
シートにはりつくような
ジーンズの感触

深い藍色のキラメキ
反射した波間から
グラスの隙間に刺す陽が
夏を焼きつける

  細かいカーブをすり抜け
  トラックを追い越して
  小さなトンネル抜ければ
  もう戻れない夏

  もう戻れない夏
  もう戻れない夏

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公開日 2017/09/08
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カテゴリ
コメント 夏休み、能登半島ドライブ、小さな旅の思い出…。
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