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桃ノ木川
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作詞 くろちゃん |
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背の高さよりもある
草の迷路かき分けて
登りあげた堤防から
見おろす光るせせらぎ
夏休みまえのときめく
こどもごころを乗せて
くさぶねは離れてゆく
緩い渦に巻かれながら
日が暮れてゆく 君が泣き出す
涙こらえて 僕は駆け出す
今でもまだおなじかな
君を守ってあげられなくて
この流れもおなじかな
音もなく流れる桃ノ木川
夕暮れの雲を映した
水鏡に小石を投げた
君はレンゲの髪飾り
ひとり黙ってつくってた
いちばん星 君が見あげる
君のとなりで 僕が見あげる
今となっては戻れない
巻き戻す時計の針の彼方
あの日の流れは戻らない
二度と帰れない桃ノ木川
今でもまだおなじかな
君を守ってあげられなくて
この流れもおなじかな
音もなく流れる桃ノ木川
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