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Sing a song〜歌うたいの彼女へ〜
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作詞 くろちゃん |
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JRの駅の連絡通路で
今日も聞こえる彼女の歌声
通り過ぎる人たちの波は
振り向くことなく行き過ぎる
サクラの友達を集めて歌う
それでも彼女は幸せだったと
友達だけは自分を認めてくれる
それだけでよかったんだと言う
自分のために歌った歌が
いつしか誰かのためになる
自分を助けるための歌が
いつかみんなを勇気づける
生きていれば誰だって壁に
ぶつかり悩むこともあるって
いちばん近くにいるはずの家族に
冷たくあたってしまうのはなぜ
友達、仲間、先輩、家族に
歌えることを感謝していますと
こころのなかで繰り返しながら
窓を開け放して夜空に歌った
自分のためにつくった歌が
いつしか誰かの心に響いて
自分を導く道しるべの歌が
いつかみんなの暗闇を照らす
歌い続けること何年もが過ぎて
初めてひとりのホールに立った
鳴り止まぬアンコール拍手の渦のなか
彼女はまた感謝のステージに戻った
自分のために歌った歌を
いつしかすべての人たちに
自分がつたえる明日への歌を
乗せて羽ばたくありがとうの翼
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