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冬の足音
作詞 くろちゃん
テニスコートのボールの音が
少し硬めに響き始めた
冷たい手をジャージのポッケで
暖めるのがくせになり始め
耐えきれなくなった枯れ葉が
枝を離れて宙を舞う

 冬の足音が聞こえ始めても
 いつもと変わらないのは
 隣のコートに輝く
 真剣な瞳と笑顔

木枯らし一号が吹いたと
朝の天気予報が伝えた
短くなった黄昏時を
ナイター照明が照らし
行き交うボールの軌跡よ
想いを乗せて届け
 
 冬の足音が聞こえ始めても
 こころのなかはポカポカで
 練習終わって帰り道
 何も話せないけど

 冬の足音が聞こえ始めても
 胸の中で弾むボールは
 ぎりぎりライン際落ちて
 ついにラブフォーティ

 
  

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公開日 2014/10/29
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コメント 木枯らし1号が吹いたそうです。冬の足音も近づいてきます!
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