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OMNIVERSE
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作詞 楡桐 |
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涙が からから 歯車に揺られ 錫鍍金に溶けてった
静かに 近づく まるで流れ星の群れの行進
羅列と 進化系 手を差し延べた先の幻を
今も 遠く 瞬く間に消える一つを夢見
名付けられた行進はどこまでも続く
天井を破り成層圏を超えて
雲の海見下ろし 遥か空の上
見上げても見えない程の
どれだけここに有ることがちっぽけで無様か
偉い人が語っても分からないでしょう
底へふと持ち出した 現実論の末まで
世界一巨大な行進は続く
血溜 ふらふら 類無い祭典に敬意を そして欺瞞を
直向き 前向き 判断基準は常に同じ心
飛込み 揺らめき 粒子の中 僕らは生きる
誰にも 知られず 格子の中 「それ」は生きる
お気にの 鞄に 詰め込んで取り出さなかったもの
教えて 知らされ 拾い集めたワールドエンド
羅列と 無限大 手に余る程に観える幻は
今も 遠く 瞬きの間に消える一つに
名付けたがる僕ら 名付けられる事
線上という道を一向歩き回る
世界の果てをこう 人は呼ぶ OMNIVERSE
不可説以上に 届かない程の
どれだけここに居ることがちっぽけで惨めか
深い人が騙っても意味は無いでしょう
片へ挙って取り出した 非現実論に
世界一巨大な行進を観る
どれだけここに有ることがちっぽけで憐れか
僕らが生きるということがどれほど小さいか
どれだけ追い掛けて進んで行けるかとか
離されて転んで立ち上がるとか
見世物の様な論説 不可思議の秤
不確かで確かな行進は今日も続く
まだ続く ずっと続く
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