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波間に消えたハーモニー
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作詞 杏仁豆腐 |
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潮騒で満ちた冬の防波堤
懐かしい日々が心に打ち寄せる
君を失ってたどり着いた海岸線
波音だけ聞いて悔やんでいると
別れたはずだから離ればなれの人
耳馴れた呼ぶ声が胸を打ち鳴らす
どこにいても途切れない想いはそのままで
波音もかき消えていった
傾く日差しに静かな夕凪
過ぎて行く今日がやけに悲しかった
お互い記念に贈り合った銀時計
腕にしていつでも時を重ねた
別れたはずだから離ればなれの今
ふたり奏でた暮らし足音とめたまま
かえりみずに困らせてばかりで抱えても
君はもう歩けやしなかった
別れたはずなのに離れられない人
おもいで浸る波が寄せては返してる
塞ぐ季節だれもいない浜辺見渡せば
波打ちぎわ遠退いていた
腕をすり抜けて追憶の忘れがたみ
暗い海の底へと沈んでゆく
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