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戦争で死んだもの
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作詞 ポネティ |
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銃口から流れた血は 僕らが背負う罪の数だけある
予想もしていなかった繰り返しに 僕は涙を滴らせた
植えつけられる間違い 僕らの常識は壊され焼き付けられ
血が流れれば流れるほどに 僕は喜びを描いた
こんな世界で生きたくて ここに生まれた訳じゃないよ
こんなふうにしたくて ここに生きてる訳じゃない
涙の意味も 喜びの意味も 生きる意味も 忘れた
本当の感覚を 忘れてしまって その意味さえ分からなくなって
もう一度光を 取り戻す事を それだけの願い 背負って
嘘塗れの感覚を 纏ったまま 銃弾を放ってゆく
小刀はもう光が無くて 僕らが背負う罪を重ねるほどに
錆び付いて茶色に染まって 僕は過去を塗り潰す
本能でただ這い蹲る 僕らの願望は砕かれ捻り潰され
その色が変われば変わるほどに 僕は未来を背けた
こんな世界で死んでも きっと何も変わらないよ
けれどそれは嫌だから ここでもがいているんだ
涙の意味も 喜びの意味も 生きる意味も 忘れた
幼い日に得ていた 素直な感情の その意味さえ分からなくなって
もう二度と光は 取り戻せないと 小さな願いさえ 無くして
強がりな状態を 維持したまま 刀をまた突きつけた
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