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花火
作詞 あるく
二つの夜空に今年も花火は上がる


いつになればあの日を追い越せるだろう
色褪せずに焼き付いてた 二つの影法師
胸に秘めた 無くした日々の
君をそっと浮かべてた

あの夏誰より
輝き放ってたはずの
君といた煌めく空
今も蘇る

真夏の太陽より眩しく咲く灯火
儚く消え去った笑顔を写し出して
もう 寂しくはない
ただ少し切ないだけ
二つの夜空に今年も花火は上がる


目の前を 通り過ぎる恋人達
はぐれぬように 手と手重ねてた

風に揺れる髪
寄り添う君の音も
帰れないあの夏空
心を惑わせる

あの日々のように 胸を打つ熱い鼓動
儚く消え去った可憐な花とともに
もう悲しくはない 悲しいはずはないのに
言葉を失って 見上げた花火が滲む


あの声も 涙ぐむ瞳も
その全てが欲しかったのに
もう 僕の前に君は映る事なく
ただ思い出が不意にそっと蘇る


真夏の太陽より眩しく咲く灯火
儚く消え去った笑顔を写し出して
もう 寂しくはない
ただ少し切ないだけ
二つの夜空に今年も花火は上がる

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2013/08/06
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コメント 花火が上がると思い出が呼び返される。
そんな体験を元に作りました。
あるくさんの情報











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