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青と赤の僕
作詞 リトル
久しぶりに部屋の片付けをしてたら一冊の本を見つけた
ホコリ被った古い表紙  子供のように無邪気な絵が笑っている
ああ、この本は僕が嫌いな本だ  「化物」の僕が嫌いな本だ




表紙を開き飛び込んできたのは  色とりどりの花が咲くのどかな野原
憧れていた光の色  僕は嫌いだ
子供たちの無邪気笑顔  これも嫌いだ
全て  全てが僕に許されなかった事  笑う子供はそんなの知らない
生まれつきの青と赤に分かれた光
青に統一された光の奥で赤い瞳が震える
本の子供の笑顔が歪んで見えた  それは前にも見たことあるような顔
ああ、君たちはまた僕を嗤うんだ  「化物」の僕を嗤うんだ




記憶を引いて目に浮かんだの物は 僕を軽悔する人の嗤い
理想とは違う闇の色  僕は嫌いだ
蔑む人々の暴力  これも嫌いだ
何で?  何でなの?僕は君たちと違うの?  嗤う君たち誰でも答えない
生まれつきの青と赤に分かれた闇
赤で統一した闇色の中で青い瞳が叫ぶ
僕の視界がゆらりと歪んで見えた  それは僕に溜まった悲しみの刻印
ああ、僕はまた暗闇を思い出す  「記憶」の暗闇を思い出す




ある日来た無邪気な少年  黒色と合わせないようにめを俯かせた
「目を合わせてよ!」  青と赤の闇が黒い瞳と合った
嫌だ  僕の脳に浮かぶ冷たい思い出  怖いの言葉が埋め尽くしてく
「きれいだね!」埋め尽くされた脳を壊した
黒い青の瞳がキラキラと青と赤の目を見つめている
「怖くないの?」と少年に問いかけた  「何で?綺麗じゃないか!」と輝かせて言う
もう  僕は怯えなくていいんだよね?  あの日  黒の君に会えてよかった


ありがとう


黒に統一される前に呟いた言葉は届いたかな?

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2013/06/30
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コメント ある少年の物語を書いてみました。


これに曲をつけてくれる人を求めてます。
どうぞ、よろしくお願いします^^
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