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Mirage
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作詞 青人(ハルト) |
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千切れた雲のように想いは切なく
重ねた手の鼓動もわからない
戸惑う指先に心はついていけずに
ねえ、どうして?
人はありもしない『夢』を見る?
風が吹き付けて 魂を揺さ振らせる
望むままに堕ちて 立ち尽くす僕に
神様は悪戯に微笑んだ
途切れた記憶の中に君を探す
色褪せない君が胸を締め付けて
失くした心の欠片に振り回される
ねえ、どうやって?
人は先の見えない『未来‐あす‐』へ歩む?
木々のざわめきが 星たちの叫ぶ声が
崩れ落ち行く 二人の愛を嘆く
淡く儚く 闇に飲み込まれて
羽を捥がれて 涙さえも忘れた天使
仰いだ空は……
ありもしない幻想‐まぼろし‐を映し
虚ろな瞳は失くしたモノを求む
絡み付く絶望に全てを奪われ
臆病な君の瞳が僕を縛る
蜃気楼に惑わされ無邪気に傷つけた
ありふれた優しさは胸に刺さる
重ね合わせた 唇から洩れる吐息が
傷む心を 癒してくれた
君はもういない……と
神様は悪戯に微笑んだ
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