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狭い世界
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作詞 二ツ木線五 |
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時刻表とカーナビで縛られた
僕の世界は雑に積み上がり
違う場所へ行けるはずの積み木を
怠惰な僕の指がまたくずす
この狭い世界で 僕は生きていく
憧れがないわけじゃないけど
この狭い世界が 僕の世界なら
この世界をほんの少しでも
押し広げながら生きていこう
テレビの中の彼等は今日も言う
自分らは天才じゃ決してないと
同じ天才じゃない僕はそして
明日への積み木をまた一つ手にする
この狭い世界を 僕は生きていく
憧れに届くわけじゃないでも
積み上げてはくずす 夢と諦めが
この世界をほんの少しでも
押し広げてくれると信じて
夢をつかめる手はほんのわずかで
僕と同じ手は無数にあって
広いと遠いが同じ意味ならば
僕はせめてこの狭い世界を
愛しいこの世界を歩いていこう
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