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巴里の詩(連作)その1「さまよう巴里」
作詞 天野弱
なぜ何故なぜだ 何故なぜだ 大事にした 優しくした 誉め尽くした 惚れた惚れた
惚れたのに  失せた消えた いつに間に 夢の間に つかの間に 見つめる運河
北ホテル  花火上がる   夏の闇  イルミネ輝く  黄金(こがね)の塔
思い出ひとり 冷めたカフェ きみはもういない  やめよう遊び  かくれんぼ
恋の駆け引き  無用の誠意  セーヌにかかる ポンヌフの橋 現代のアールヌーボー
右岸左岸へ 岸辺の恋人 横目に眺め  追いかける幻(まぼろし) 屋根裏部屋の幸せ
今いずこ 駆け落ち不倫 その報い 密かに暮した  わずかひととき 連れ去られたか
追いかけたか いなせなパリジャン 甘い囁き  情熱のベーゼ 行き先どこか
華のナンシー  アールヌーボー  サラベルナール 退廃のドービル 映画のシーン
男と女   勝手にしやがれ  この移り気な  永久(とわ)に続くか 逃避行
大団円は 妄想竹林 末は野たれ死 惨めになれ くそったれ 馬鹿野郎 巴里カナーユ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2013/04/01
ジャンル 罩茗
カテゴリ
コメント 駆け落ちしてパリ(フランス)へ逃れた(大人の)恋人たちのさまよえる(迷える)姿を表現してみました。尚、決して著者の経験に基づくものではなくあくまで妄想の産物です(笑)。
天野弱さんの情報











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