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人生最高
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作詞 中西 清 |
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眩しい太陽が僕の体を照りつけ
ぽかぽかと体の芯まであたたまる
淡々と過ぎる日々のどれもが楽しくて
今日と言う日に辿りつくまでのプロセスは
色々あったけど、そのどれもが
楽しい思い出に変わった
目の前の現実から逃げてばかりいて
結局 何の解決にもならずに
めちゃめちゃに後悔して
相変わらずだった
何もかもを自分の思い通りしないと
気がすまなかった
たいしたことのない自分なのに
人をバカにしたりもした
人の優しさを踏みにじった
してもらうことさえ当たり前に感じ
時が経ってから ようやく気づいた
こともあった
今でも その頃から成長なんかしてないけど
今までの どんなことも
無意味な日々と思えることさえも
必要な体験だったんだと知った
知らず知らずのうちに
たくさんの人が関わってくれて
いい人も悪い人も
そこにあった出来事も
色んなことを教えてくれた
まだまだこれからも色んな人に
色んなことを教わることになるだろうけど
私から教えられることは何も無い
私にできるのは ただただ
その場に参加すること
ただ それだけ
それだけしかできない
それだけしか
できないけど それでもいいのなら
参加する
必要とされなくてもいい
私は私だから
それ以上にはなれない
私がいてもいなくても
変わらないのなら
それでいい
所詮、人間は透明人間を
絵の具で塗っただけの存在
なのかもしれないね
でも人は どんな環境にも
いずれ慣れてしまう生き物
そして どんな環境でも
どんな現状にも
苦しむことも楽しむこともできる
そう知った
逃げてもいい
それで楽になれるなら
耐えてもいい
それで楽になれるなら
人間どんなことにも
慣れてしまうもの
だから結局どっちに
転んでも楽しむことはできるんだよ
楽しいから笑うんじゃない
悲しいから笑うんじゃない
笑うから楽しくなるんだ
きっとそうだ
楽しくて笑えることもあるけど
楽しくなくても笑っているうちに
楽しくなる
だからいつでも
楽しく過ごすこと
できるんだよね
欲望を叶えるのと
捨てるのじゃ
捨てることの方が簡単だよ
どうしても捨てられない欲望?
そんなものは持ち合わせていない
あれが欲しい これが欲しい
何かをしてほしい
そんな欲望さえも捨ててしまえばいい
あの時の言葉の意味を
今になってようやく解りかけたりしている
人生なんて本当は簡単だけど
自分で勝手に難しくしている
そんな気さえしてきた
今日この頃
心臓にもリズムがあって
僕等を生かせてくれている
地球にもリズムがあって
僕等を包んでくれる
宇宙にもリズムがあって
すべてを許してくれている
海の波にも 小鳥の声にも
リズムがある
人間なんてちっぽけで
我がままで自分勝手だけど
それらすべてを包んでくれている
太陽も月も僕等を照らしてくれている
僕等は僕等のリズムに乗って
今日も動いている
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