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ラピスラズリ
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作詞 赭猫(sohoneko) |
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ヘッドフォンが僕を世界から隔離して
呼吸が少し辛くなる
貴女の声が谺して僕は
髭を弾いて喉を鳴らす
営みに草臥れてしまわぬ様
貴女は僕の傍に居る
貴女の事思い出して僕は
背を伸ばして歩き出す
貴女が明日を見せたから
其処に辿り着いてみせるのさ
誰も居ない部屋の隅で鼓動が一つ
激しくなる
体温が下がって震えだした
僕に還る場所など無い
貴女の事忘れてしまえば
僕は本当に独り法師
貴女が明日を隠したら
何処に向かえば良いと言うの
誰も居ない部屋の隅で鼓動が一つ
薄れていく
貴女の唄が聴こえるよ
奥の奥のずっと奥の方から
まるで哭いているみたいに
喉を嗄らして
僕は貴女を絶てない
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