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王子に恋した人魚姫
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| 作詞 タテガミ |
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海底の国の人魚姫
ある日出会った王子さま
掟を破って会いに行く
この夜空の下で
よく物語であるよね
『人間に恋した人魚姫』
人間になりたくてでも
なれなくて泡になったお姫様
なんてあるわけない だって私
今のままで幸せだもん
足なんて無くても 会えるもん
だってこんなに綺麗な尾びれだよ？
王子さまだってきっと
このままでいいよ
って言ってくれるよね？
毎日が楽しかった幸せだった
優しく笑ってくれる王子さま
でも毎日1つ切なかった
海岸で別れるその瞬間
だって私はこの先へは行けない
貴方の見てる世界はどんなの
私の世界と違うでしょ
側にいれば居るほど何故だろう
そんな事ばかり考えちゃうの
よくある話し
『足がほしくて魔女の
手に堕ちた人魚姫』
なんてあるわけないよ でも私
一度は走ってみたいの
越えられない壁があること
ようやく分かったの私には
海を巡り泳げるけど
貴方みたいに走れない
このままでいいよ
なんて言わないで
胸が苦しくなるから
ウロコみたいに輝かなくていい
イルカみたいに泳げなくていい
だから貴方の側へ行ける
『証』がほしいの
今度は私が迎えに行きたいの
海底の国の人魚姫
ある日出会った王子さま
掟を破って会いに行く
この夜空の下で
もう戻れないと覚悟して
貴方を選んで会いに行く
後悔なんてしてないよ だって私
世界で一番幸せだから
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