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紙飛行機
作詞 TOTO
青い春風が 一息吹けば
桜の花びらが 気持ちよさそうに宙を舞う
薄ピンクのそれを頭にのせて
君はこう言ったね 私も空を飛んでみたいと

長い針が歩みを進めれば
忙しさに縛られ 毎日がてんてこ舞い
悩みとか 何もかも忘れて
自由にあの青を泳げたらって
妄想の中で翼を生やしてみるんだ

まだ飛べる まだ飛べる 果てしない空
雲をかき分けて 自由の在りかを探そう
桜の雨が降る中 放たれた僕が向かった先は
空を飛びたいと願った 君がいる地上
一人で自由を手に入れた途端
孤独となんら変わりないと 儚く舞い散った妄想でした

丘の上から 飛ばした紙飛行機
もっと遠くへ 舞い上がってほしいと
まるで自分と重ねるように 目で追いかけて
君はこう言ったね 私も空を飛びたいと

つま先を見つめ 俯いて歩く僕
空を見つめ 両手を広げて歩く君
君が残した飛行機雲 僕はそれを追いかける
どこまでも そう どこまでも

何度だって 何度だって 紙飛行機を飛ばすよ
ゴールフラッグなんて見えなくても
君がみているその先には いつだって空
俯いてばかりの僕には 少し眩しいけれど
頭にのせている五つの花びらを目印に
今度は僕が紙飛行機みたいに 君を乗せて飛ばせるよ
だから
君がみているその夢の続きを 僕にもみさせて

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公開日 2013/01/10
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