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School
作詞 こー希
学校は
自分を
殺すとこだとおもってた
プライドも個性も棄てて
ただ
飛び出さないように
目立たないように
仕組みを理解するために
まわりに流されて
逆らわず
縮こまったり
強がって
威嚇して警戒しながら
必死に生きてかなきゃならない
学校は
ジャングルのように
地獄しかみせてくれない
でもいま僕はおもう

学校は
まわりにあわせて
自分を消すところじゃない
まわりをみて
本当の
自分を隠すとこじゃない
学校は
ランクをつけられるとこじゃない
自分の価値をはかるとこじゃない
まわりと比べるとこじゃない
誰かを傷つけるとこじゃない
誰かに嗤われるとこじゃない

学校は
たくさんの
未完成なオモチャの集まる
オモチャ箱
そのなかで
他のオモチャに紛れて
溺れそうになりながらも
必死でもがき
消えそうになりながらも
必死で叫び
誰に気付いてもらえなくても
密かに自分を育てて
自分に色をつけて
ときには
嘘なんかを使って
間違いながらも
自分を飾りつけて
でも
けして
まわりと比べることはせずに
ただ一人で
自分を創り上げ
完成させ
社会という
大きなオモチャ売り場に並び
まわりにみられ
格付けされ
けなされたり
褒められたり
何もかも棄てたくなっても
でも
ひたすらに
自分の心と共に
自由を全うし
最期のときを迎えるための
ただの通過点

過去には戻れない
未来には届かない
いまは変えられる

確かなことなんてない

僕のオモチャ箱での戦争は
まだ始まっていない
なら終わらない
まわりはみんな未完成
そして僕も未完成
始まる前から
諦めるなんて僕は御免だ

僕は僕だ
まわりはまわりだ
あなたはあなただ
君な君だ
あとは彩るだけ
自分の色をつけるだけ

ここはオモチャの通過点
まだ何も知らない僕らの
最初の通過点だ
終着点ではない

ランクをつけられても
誰にバカにされても
後悔しても
バカなことしても
僕は僕だ
息を吸って
吐いて
声を出して
叫んで
手をあげて
もがく
まだ何もない手のひら
軽々広げて
光をつかもうとして
気付けば
大事なもの掴んでて
あとは
離さないように
握りしめて
必死になって
ソレだけ守ってればいいんだ
学校なんて
そんなもんだろう

って
僕らが
それに気付くのは
何年先だろう?

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公開日 2013/01/08
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カテゴリ 綽吚
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