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なき声
作詞 ふゆ
行方知れない娯楽の穴
小さく扇げば冷たい酸素
「私ここが良かったの」って
小さく また小さく呟いた


足音ギシギシ 煤灰渦巻く
呼び出された気がしたから
振り向いても むなしくひとつ
影が揺らめくだけでした

嗚呼 そこにあったんだね
今も見え隠れする光が
暖かさを求めたけど ギシギシ
虚ろに霞む “なき声”

書き出した数の 言葉には
きっと一生消えることの無い運命
薄汚れた鏡を見つめても
忘れない想い 記憶を生む
逃げたりはしないと指切げんまん
ただ通り過ぎる車が見えるだけでした


足音ギシギシ 煤灰渦巻く
雷のように喉が鳴った
あの日思い出す むなしくひとつ
見たこと無い自分の涙

嗚呼 そこにあったんだね
今も見え隠れする光が
暖かさを求めたけど ギシギシ
虚ろに霞む “なき声”

眠りつく君の 横顔は
きっと一生変わることの無い運命
嵐続く夜空見つめながら
忘れられない 苦しくて
ないたりはしないと指切げんまん
ただ通り過ぎる時間を数え続けた


雨の日に変わる雲の涙
あの日の 僕を思い出す

静かな夕陽も周りの騒音に霞む
薄暗い刻の訪れ
「約束、守れないよ」と微笑んで
声を上げる
声を上げる

書き出した数の 言葉には
きっと一生消えることの無い運命
薄汚れた鏡を見つめても
忘れない想い 記憶を生む
逃げたりはしないと指切げんまん
ただ通り過ぎる車が見えるだけ

眠りつく君の 横顔は
きっと一生変わることの無い運命
嵐続く夜空見つめながら
忘れられない 苦しくて
ないたりはしないと指切したけど
「ごめんね」と言い続けた


行方知れない娯楽の穴
小さく扇げば冷たい酸素
「私ここが良かったの」って
小さく また小さく聞こえた

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公開日 2012/12/30
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コメント 雨降ってる夜の廃墟、部屋の中に猫一匹。
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