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ジョーカー
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| 作詞 Mr_HitAndRun |
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いざとなればそう、
僕には切れるカードがあって。
何時となくも今日、
僕には全て終わらせられる。
君を失うことに怯えて、
突き付けられないジョーカーが、
僕の首を狩ろうと嗤う。
欺けば刹那、心が罅われていく。
僕をみて、僕だけをみて。
妥協など怠惰、誰もが嘲笑っていく。
僕をみて、僕だけをみて。
いつか叶えばそれでいい。
いつになれどそう、
君には彼しか見えてなくて。
君を失うことに怯えて、
突き付けなかったジョーカーが、
僕の首にその鎌を添える。
欺けどいずれ、心は耐えかねていき。
君が好き、君だけが好き。
その我慢を知らぬ、君が嘲笑っている。
君が好き、君だけが好き。
最早それすら罅割れて。
切れぬまま、切れぬまま。
添えられた鎌、離れた刹那。
散った飛沫は夜の街、見かけた君の唇に
よく似た真紅、艶やかに。
欺いて幾度、数えた夜は数知れず。
僕をみて、僕だけをみて。
立ち尽くし、泣いた。あの夜、突き付けられず。
君が好き、君だけが好き。
そんな僕もう、逝きました。
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