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三日月
作詞 マリア
真っ暗闇を一人であるく。軋む体と狂った限界
何処まで行けば光があるかなんて、きっと誰にも分からない
底無し沼に捕られる足取りが次へ進ませてはくれない
手枷に足枷、首輪なんて嵌められて


ねえ、名前を呼んでよ。いつから呼ばれてないかな
と言うより、僕の名前を覚えていますか?
自虐、自嘲、被虐。癒えない憎しみが花を咲かせた
チシャ猫が笑った。三日月の夜に


堕ちる翼は蝋の翼。銀色の涙は未だ知れず
イカロスが翔んだように、金の月まで飛んで行ってしまいたい
零れた雫は冷たいワインに降り注いで蜜を啜る
夢見た自由が遠くなった気がする


こんなにも醜い体で何処にも行けやしない。呪縛は孤独
千年先に産まれていたら、また違った人生歩んでたに違いないから
溢れた我慢は地平線から滴り落ちて星になる
嗚呼、悪い夢だと思いたい



硝子で造った心も瞳も、結局はその場しのぎでしかない
と言うより、先ずもって硝子以外で造られた心を知らない
壊れたら諦めましょう、アーメン。仕方が無いから
硝子に代えられるプラスチックは存在しない



とげのある薔薇ほど触りにくい華もないけれど
今にも枯れてしまいそうな華も、ある意味誰も触れたがらない
何でかって聞かれたら面倒臭いらしいけれど
僕だって好きで枯れてる訳じゃない





産まれて始めて分かったこと。


諦めが肝心


嗚呼、月が綺麗だ。真ん丸で、赤い月。
さて、そろそろ行こうかな。いや、逝こうかな?
さようなら、ごきげんよう


来世で会いましょう

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公開日 2012/12/21
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カテゴリ 腓鞘馹
コメント いじめを歌詞にしてみました。暗いです。尋常じゃないくらい。
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