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君に伝える ほうていしき
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| 作詞 QLL＿P |
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君に伝えるほうていしき
黒い黒板に 書ききれない君への問題は
チョークが何本あっても足りないや、なんてったってこの問題は私には難解すぎてズレるメガネに足りない理解
｢どれが答えなの?｣見上げた君に尋ねては メガネを取られて
｢気持ちの×算｣だと言うんだ
廊下の向こう側にいる君に話すきっかけは
円周率を唱えながら√を元でθだから
つまり最小公倍数を還元して分配法則?
君の事考えるとわかってる問題が難しくなるんだって
愛してます この気持ち 君に伝えるには なんの方程式を用いればいいのでしょ?
わかんないや 理解不能 無理難題
yesかnoだけなのに
当たってる?間違ってる?
配点は一点満点?
ノートに書き込んだ 数字の乱列 意味はない
｢未来役立つ｣｢使う時来る｣
そんな言葉で誤魔化すのは
世界の摂理?
警戒すべき論理?
わかんないや
助けてよ
数字と気持ちの洪水に溺れて
君の手 掴んで高鳴る心臓
｢私の中の問題解いてください｣
愛してます 君に伝えるにはどんな方程式を用いればいいのでしょ?
頭が痛いんだ 心が痛いんだ
この理解 君はわからないでしょ?
ノートの端に書いた君への解(気持ち)は 情けないほど 単純な 二文字だけで
なんで なんて聞かないで
気付いたら君しか見れなくなって
まって
だって
｢愛しているのか?｣と私がワタシに訪ねてみる
この感情は素数と係数じゃ証明出来ないでしょ? ×０なんて出来ないし
愛してます とメガネを取って
君の目 じっと見て
解を待っているんだ
君の返事でこんなに簡単に
私が解けない難題 紐解いて
１+１が２になって
｢今度はもう一人じゃないよ｣
メガネを捨てて 私の気持ちと君の存在を ×算してみたの
見えない
最愛
愛しいじゃない?
なんで 気付かなかったのかな
なんて
愛してます 愛してますと
すがるように唱えてみる
本当は 愛されたいと君は
｢わかってるんじゃない?｣
黙ってるんじゃない?
愛してるんじゃない?
さぁ 解いてよ。
君に出した方程式
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