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夢、巡られぬ空
作詞 ほつま
取り零す 空の空
どことなく駆けていった、藍闇
暇なき虹葵

凍られて 水面顔
浅葱去り溶けていった、青柳
ああ 届かなかった
跳ねる若葉 遠く

凪も風だと
そよぐ燕子花 永久に
静々と

敷き詰めた定め 蒼い道
湖に揺蕩う秋波
もう響かせないでと
冷めてゆく中で願った
どうか灰になっておくれ

どうか燃え上がらぬように



せせらぎに 朧花
語らいに吹き荒んだ、瑠璃颯
ああ 許せなかった
落ちる吐息 天へ

軋み 軋んだ
縺れた錦 暗に
延々と

一度だけならば 何もいらぬ
描く偽りの碧は
もう腕の中に無い
弾いた算盤解ければ
そうね 「夢を見たくないの」

きっと もう覚めないから



いつまでも巡る 信じていた
せめて信じられたら
またあの夢が見れる?
何も無い 何も無いから
どうか皆 拾っておくれ

どうか 吹かれ消えぬように

どうか 燃え上がらぬように

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公開日 2013/05/25
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コメント 燃え尽きてしまえばいい。再び悲劇が訪れるのなら。
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