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除け者如月ロック
作詞 ピンククジラ
寒空の下にどこでもいい
居場所を探して検索0件(ノーヒット)
御都合主義者の手招きは
異国に渡れば赤札(タイジョウ)だ

手品師のズルに頷いて
思わず「上手い」と口にした
南南東 羅針崩壊(ミスディレクション)
もう厄払いは通じない

 逃げるがように足を向け
 楽と堕落の往復を
 何度ともなく繰り返し
 歯止めが狂う躁鬱

「鬼さん 何処なりと行きなさい」と
追い出しの囃子 音取り出し
耳元 手のひらかざしても
暴言以外に聞こえない

散々合唱 手の鳴る方へ
誘われていると思い違い
いよいよ笑顔を見失って
宛てなどないまま消え去るの


“祈るたび両手合わすより
 振るって敵えば大勝利”
大切に帯びたる信条は
巷では馬鹿の大博打

身を切る風の鋭さは
性格無慈悲な鎌鼬
見渡す其処らで目が合って
くらくら犯した大惨事

 決め事なんぞ守れない
 この指とまれ脱落者
 何度ともなく繰り返し
 煤けた闇に咳き込む

「鬼さん 掴まえて御覧なさい」
はら・ほらと夢は雪のように
冷たい手の中握っても
温もり以外に溶けてゆく

三大感情 喜怒哀楽の
制約を越えた胸の叫び
寂しい・苦しい・恋しいから
不満の身体で戸を叩く


 前例不存(キメゴト)なんてものはただ
 多数派共の自己満で
 角隠しした鬼の個へ
 嫌い!嫌い!と降り注ぐ

「ほうら、何処なりと行きなさい」と
追い出しの囃子 音取り出し
耳元 手のひらかざしても
暴言以外に聞こえない

「鬼さん 掴まえて御覧なさい」
はら・ほらと夢は雪のように
冷たい手の中握っても
温もり以外に溶けてゆく

散々合唱 手の鳴る方へ
希望の在処を思い違い
いよいよ全てを見失って
優しさ不知(シラズ)で消え去るの

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2013/02/02
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カテゴリ 篋堺┤
コメント 50作目の投稿到達m( )m

時節柄、節分songです。
豆まきになると、小学校で習った『まめたのぼうし』のやりきれない印象を思い出してしまいます。
いっそのこと、ロックで歌い飛ばそう!という訳で、低めにシャウトして歌いたいです。
ABSABSBsS
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