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かっこわるい
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作詞 スイ |
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「ありきたり」を蔑ろにしてしまうほど
僕らは満たされてたのかな
そう思えば
この別れも許せそうだよ
話したいが叶った夜
鼓動の速さに震えて
君の「大丈夫?」に
なぜか嬉しくなったんだ
伝わったような気がしてさ
慣れてしまって離れ離れ
かく言う僕にその資格もなし
知るを重ねてくためにおきざり
忘れないことの意味も知らずに
あの時のきみの笑う前の
小さな痛みに気づけていたら
※
溶け出した言葉と想いは
混ざることもなく逝くべき場所へ
拭うことのできない両の手は
宙ぶらりんの愛を語る
逃げ出した六畳一間に
帰ることもなくあるべき場所へ
救うことのできない心の臓は
宙ぶらりんの独りに縋る
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