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アルコサイト
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作詞 スイ |
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寒くて凍えそうな夜は
街灯 電柱の影がよく見える
いくつかの横をすぎていくと
思う この先も一人で歩くんだと
ああ
ひどく冷たい雨が降っている
傘の下光は見れないから
水たまりの反射を頼りに
帰る 命つなぐだけの安全地帯に
でも壊れているのは
僕じゃない そうでしょう
靴を汚しても歩くのは
それしかできないから
※
進めって言わないでよ
未来なんて知らないよ
今だってまだ怖いのに
ずるいよ ずるいよ
そうだ手を引いて歩いてよ
ほらこっちって呼んでくれよ
止まらないでいられるように
僕といてよ
初めて人に触れたことも
再考 疑ってしまうよ
いくつかの年が過ぎていくと
思う この先も一人で生きるんだと
ああ
窓映る自分の顔 窓の奥で人の顔
比べるだけ無駄なものって
知ってる知ってる知ってる
窓映る自分の顔 窓の奥の人の顔
比べるだけ虚しくなるって
知ってる知ってる知ってる
※
だから進めって言わないでよ
世界なんて知らないよ
部屋でだって自由じゃないのに
ずるいよずるいよ
そうだ「幸せ」ってやつを教えてよ
笑い方も分からないよ
失わずにいられるように
僕といてよ
痛いと大丈夫の間も
ごめんねありがとうの交換も
さよならまたねと言える意味の
少しも知らずに
怖いと安心のバランスも
伸ばせる手があることも
好きと嫌いが言える意味の
少しも知らないの
※
進めって言わないでよ
「歩こう」って教えてよ
今になって思うんだよ、
ひとりはいやだよ
だから手を引いて歩いてよ
ほらこっちって教えてくれよ
忘れないでいられるように
僕といてよ
僕を見てよ
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