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ユビニワ
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作詞 スイ |
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少し前の二人を思い出しては
体が軽くなったことを感じて
左、アイノユビに物足りなさを残して
進む、薄れるまた揺れる
ああ
恥ずかしいくらいがちょうどよくて
ただ二人の間がなくなるように
右、いつも君がならすかろやかヒールの音
響く、踊るそして
弾んでは
目がさめる
※
僕は今ここにいない
望むこと想うものそのどれもが
あたまのなかで強く吹いて
君とはもう笑いあえない
望んだこと想い人そのどれもが
ぼくのうしろで少し泣いた
少し先のことを考えては
心が重くなったことを感じて
左、アイノユビにはもうあともない
続く、交わして失った
ああ
溢れるくらいがちょうどよくて
ただ間はなかったように
右、君の見せた笑顔もすこしを
繋ぐ、ずっとちゃんと
なんて
考えてしまった
※
僕はいまここにいない
望むものおもうことそのどれもが
身体中を強く揺らして
君とはもう笑いあえない
望んだこと想い人そのどれもが
僕の隣で大声をあげていた
二人同じことをしていたのに
同じ夜、朝を迎えてたのに
いつから、輪郭も重ならないくらい遠いまま
いつも同じ言葉、声だったのに
同じ春、冬を迎えてたのに
いつだろう言葉も届かないほど遠いまま
薄れてく
この庭の
小さな跡も
※
僕は今ここにいない
望むこと想うものそのどれもが
僕の瞼をつかんでいるから
君はもうここにいない
望んだ人想ったひとそしていまも
僕の深くで少し泣いた
また忘れる日まで
少し泣いた
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