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solo
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作詞 スイ |
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玄関に立ち思うこの先の日は
続く灯りの中を進む
そんな弱い、淡い時の
連なりでしかないこと
人のこえが耳の奥を
叩いて揺らすから
閉じたはずのカーテンの向こう
霧散したはずの横顔
タンタラタって踵鳴らした
反対側の感情の中で
口笛を吹いて、引っ張り出した
まだ今じゃないこと
※
いつかの未来のこと
めくるように笑えないよ
ここに刺さったままの
小さな小さな棘のこと
恥ずかしいほどの涙でも
洗いきれない毒のこと
靴紐が緩んでつまづいて
小さなことさえうまくできない
街灯だけを頼ってたら
人の心がわからなくなった
薄らいでいく手のひら
陰ってく足元
あぁこんなにも
あぁこんなにも
独りでは人でないと
知りたくもない事実だと
※
明日の未来のこと
迎えるように笑いたいよ
そこに刺さっていた
優しい優しい棘のこと
かれるほど泣いたあの夜も
忘れてしまえた毒のこと
だからこんなにも
人じゃこんなにも
君がこんなにも
あぁ
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