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電車の窓から
作詞 kyonjiro
ビルの窓に映る僕は
電車の中の駒の一つ
どんなに騒ぎ暴れても
レールを外れることはない

白髪の目に映る僕は
所謂近頃の若者
真面目な意見は流されて
あげ足とられて動けない

青い目から見た僕は
ただ一人の日本人
過ぎた歴史(かこ)に縛られて
はやりの中に溶けている

純粋な目から見た僕は
二足歩行の人間で
独自のルールに固執して
平気で首輪をつないでる

宇宙の目から見た僕は
点にも満たない存在で
青と緑にとけ込んで
空の黒さを嘆いている

君の目に映る僕は
どんな存在なんだろう
唯一無二の存在か
箱の中のハズレくじか

僕の目に映る僕は
どんな存在だろう
鏡の中ではわからない
心の中は認めない

僕の目から見た全ては
どんな存在だろう
無駄なものなど一つもない
無駄と言われる価値がある

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公開日 2012/01/03
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