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東横物語
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作詞 カポ |
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踏切の向こう君に
伝えることができないまま
僕は笑って 手を振って
さよならの合図送った
喧ましく鳴る汽笛に
震える声は消えちゃうから
僕は黙って後ろを向いて
ばれないようにそっと泣いたんだ
東横線3番乗り場の
ベンチに落ちた影がふたつ
通り過ぎる快速列車に
揺られる君の髪見ていた
小学生みたいな感情
全身に覚えてる僕はさ
とうに過ぎた関係なんかを
夢見てしまうようになった
落ち葉をつぶすような音
聞こえてばっかだな
僕の心は脆いよ
少し肌寒くなったこと
考えて流れた時間思い出すな
踏切の向こう君に
伝えることができないまま
僕は笑って 手を振って
さよならの合図送った
喧ましく鳴る汽笛に
震える声は消えちゃうから
僕は「また」って後ろを向いて
ばれないようにそっとはにかんだ
東横線3番乗り場の
自販機に落ちた缶コーヒーはひとつ
夢見たいからって言っては
夢みたいだなって思ってた
まだ痛いから
まだいてほしいよ
踏切の向こう君に
伝えることができないまま
僕は笑って 手を振って
さよならの合図送った
喧ましく鳴る汽笛に
震える声は消えちゃうから
僕は黙って後ろを向いて
ばれないようにそっと泣いたんだ
指切りの魔法君に
かけることはできなかったな
僕は笑って でも笑って
各駅の電車に乗った
乾いた音で鳴るベルに
震える君が消えちゃうから
僕は黙って後ろを向いて
忘れないようにとそっと願ったんだ
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