|
|
|
花見の心配は春の風物詩
|
作詞 ファンタジスタ |
|
花見の日程どうしよう
今度の日曜は親父がゴルフだし
かといって土曜は俺が出勤日だし
妹の彼氏とのデートとやらはいつだっけ?
おふくろのプールの短期講習はいつまでだっけ?
俺の頭の中は大忙し 「スタートの春」だっつーのに
「まぁ花粉症がいないだけましか」・・・
とか思いながら桜の開花予想をチェックする
花見一つとっても 家族がそろうのは一苦労
たった15年前なら容易い事だったのに
しかも数年前から花見担当は俺!
ぶつぶつ文句言いながらくしゃみ一つ
あぁ 今年も春が来たんだなぁ
花見のシーズン終わっちゃう!
早く決めなきゃおふくろメシ作れねぇし
だからって天候の良しあしもあるんだから!
とかなんとかいってやっと日程決まったとさ
代休とれたから良かったけど 天気は曇り
でもなんとか降らず ちょっと風強かったけど
「まぁなにはともあれ終わってよかった」・・・
とか思いながら散りゆく花びらを眺めていた
花見一つとっても家族がそろうのは一苦労
きっと一人一人が成長した証拠だね
しかしやはりやはり花見担当は俺!
でも電車のつり革つかまりながら気づいた
花見の心配こそが春の風物詩だね
花見担当も悪くないな
|
|
|