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春のひととき
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作詞 条峙 |
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大抵の人は知らない絶好の花見スポット
最近出番の無かった一眼レフも大車輪の活躍で
橋の歩行者通路まで垂れ下がった春を撮ったり
桜並木沿いをゆっくり歩く君を撮ったり
子供の時はこんな町出ていってやると思ってた
できることならあの頃の僕に言ってやりたい
「お前が思ってるよりずっといいものだよ」と
※心地よく揺らいでいく春を噛み締める
小さく纏まった人生なら それもまたいいものさ
歩き疲れて座り込んだ簡素な東屋
僕らの近くでお茶を飲みながら桜を見上げる老夫婦
どこか満ち足りたその姿が網膜に焼き付いて
僕らもいつかはああなるのかなと思ってみたり
子供の時は此処じゃ幸せになれないと思ってた
できることならあの頃の僕に言ってやりたい
「未来の僕はちゃんと幸せになったよ」と
ゆっくりと刻んでいく今を噛み締める
平凡で色褪せた人生なら それもまたいいものさ
面と向かって「好き」だなんて恥ずかしくて言えないけど
当たり前のように手を繋いで笑い合える そんな二人だから
※repeat
ゆっくりと育まれた愛を噛み締める
のんびりでありふれた人生なら それもまたいいものさ
君と居るからいいものさ
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