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アルバムを開くと
作詞 条峙
アルバムを開くとそこに笑顔の自分がいる
不自由を知らなかった とても輝いてた時代―――

痛いほどに目に飛び込んでくる 青春を分け合った友達の笑顔
今どこで何をしてるかな? そんな想像が幸せすぎて泣けてきた

押し殺した声が響く、真夏の昼下がりです
これ以上迷惑をかけたくないから、窓を締め切りましょう


アルバムを開くとそこに懐かしさが溢れてくる
優しさも温もりも 水のように溢れてた時代―――

痛いほどに目に飛び込んでくる 僕を育ててくれた親の笑顔
今も元気で暮らしてるかな? そう思ってたら申し訳なくて泣けてきた

蝉の鳴き声が響く、真夏の昼下がりです
死期を悟りながら声を枯らす姿に、自分を重ねるのです


どこかで子供達の笑う声がする 耳障りだと思っていたけど
今は素敵な音楽に聞こえるんだよ 聞こえてしまうんだよ

慣れない目線を味わいながら 止めどなく涙が溢れてくる
叶うならもう一度、もう一度やり直したいのです

未来の死んだ音の響く、真夏の昼下がりです
どこかで命が始まり終わるけど、一日は繰り返されるのです

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2011/11/19
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