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正者論
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作詞 えむださん |
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きっと其れは者 されど其れは物
右に倣えで御利口
きっと有れは物 きっと在れは者
懇願するその御心
声にならない声 声に出来ない声
側に居るのに
聴こえない 届かない
冷たい夢 滑り落ちる様な
黒にも似た青 飛び込んで
ここは最深 君も無し
きっと不感の園 きっと俯瞰の園
感嘆するその汚心
欠陥品だと理解はしているけれど
何方が正しいかさえ選べない
雑音を賛美し悦に入る
その事実を間違いと呼べないのなら
私は一体何に縋ればいいのでしょうか
枯れた現実 見上げる様に
白にも似た黒 覗き込んで
これにて砕身 私も無し
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