|
|
|
銀河鉄道
|
作詞 夢十夜 |
|
変わっていく速さに追いついて
切符を奪い取り 幸福の駅へ
変わっていく速さに追いつけず
停車した時間 自分の駅で
正しい停車駅を探して
重い荷物を下ろしたい
できれば下ろしやすい所に
白い星が我儘を照らす
こんな紆余曲折な線路から
早く脱したい 抜け出したい
逃げ込んだ その駅名は
いつも自意識ってやつだろ?
はぐれて迷子になっていく
路線は異常運行 自分はどこへ?
変わらない 闇色の空
闇雲に闇路を逃げ回る
自意識の先に線路は無い
その駅は自分の中にあるから
どこへ逃げても同じなんだよ
宇宙の端を掴まえにいくような
こんな有耶無耶な闇空から
陽は見えない 希望のマヒ
星の冷たい光り方は
自分の孤独を浮き彫りにする
|
|
|