|
 |
|
サイバーブレイン
|
| 作詞 夢十夜 |
|
あいつは、天才だ！誰もが声をそろえて言う
脳内計算 暗算処理 未来予測 サイバーブレイン
気持ち悪くて腹が立つ
金もたくさん稼いでいて
奴隷（人間）に一目置かれていて
全ての先頭に立ち
カッコよく
全て完璧で
正義で
ヒーローで
強くて
理性があって
自分はどうだろうと思い
いつも、いつもバイトを掛け持ちしている
楽しくもなく
生き甲斐もなく
というか人間は全て滅んじゃえばいいんだ
なんて自分中心に考えて
夜の明かりが落ちた時
自分の命も堕ちればいい
そんなことを考えて
布団の中でそうつぶやいた
できれば脳内に電卓をはめこみ
手が機械になり
脳内スペックにデータを詰め込んで
脳内インターネットを作って
みんなでデータを共有して
脳内広辞苑でなんでも調べて
分んない言葉はほとんどなくて
すべて、すべて何でも出来て
欲しい物は何でも手に入って
俺が嫌いだったあいつも超えて
でも、あいつみたいになって
自分も、なんかの先頭に立って
金も儲けて
いつだか勝ち組になってて
全て思い通りになった
いらっときたから
脳内連鎖ですべて壊して
アンチがついて
自分はヒーローだと思ってた
神様なんか恐くなくて
無神論のOSに変更してしまえばいいわけで
批判ばっかされて
自分のデータにPCウイルスが入ってきて
奴隷（人間）にデータを蝕まれて
自分も蝕まれて
間が覚めた瞬間
夢だったのかと気付き
目の前に少年が座っているのにも気付き
削除しますかと表記されてるのに気付き
OK・・・・・
自分の・・・思い通りになった
|
|
|
