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紫陽花
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作詞 さや |
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ゆれるゆれる雲に見とれて
歩き疲れた木曜
おもちゃみたいな緑の塀が
やけに高く見えた
青い青い空が高くて
目を閉じる夏の朝
日傘さして隠れても見つかる
背中に温もり
君に打ち明けたあの日に
降り出した突然の雨
雲間から光のカーテンが
手招きしてた
河原を歩いてく
君と一緒に歩幅揃え
季節外れの紫陽花が
最後にもう一度と咲いていた
ゆれたゆれた風に誘われ
吹かれてく坂の上
おもちゃのカメラ覗けば見える
あの日の君と私
遠く遠く消えゆく雲に
つい願いをかけて
一番星と白い月には
明日を願った
夕焼けこの道を歩いてく
君の温もり右につけて
蝉の声が響いて
夏だね なんてつぶやいた
太陽の眩しさに憧れた
空の高さに夢を抱いた
雲の流れに願いかけ
雨の音に寂しさを溶かす
明日は今日より昨日より
きっと上手く咲けるだろう
きっと上手く咲けるだろう
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