|
|
|
ある夜の事
|
作詞 凛句 |
|
月明かりが照らす道はいつもより暗いんだ
何もわからないように そう 気づかないように
少し俯くキミは何も言わなかったね
でも、少し寂しげに儚げに 悲しそうに見せる その顔が
僕にはとても 苦しかったんだ
いつも通り 少し遅くなって帰路につく
街の色は真っ暗で 少しの光が僕とキミを包む
何も消えない そう願ったまま
わかりやすく言えば 悩み
そんなかで キミはいくつ自分の強さを知らぬまま
逃げていたんだろう?
あまり悩まない キミにとって これはちょっと重みなのかな?
それは僕にはわからないし キミにとっても少し考えにくいことなんだろう
キミが 少し悲しそうな顔をするから
何も言わず 手がでたんだ
少し笑って 「元気出せよ」なんて言うけど・・・
でも、それでも、少し強引に笑おうとするから
少し僕も悲しくなった
僕のいう事にあまり意味はないかもしれないけど
だって、僕はあまりに恋愛を知らなさ過ぎるから
傷つけて 傷ついての繰り返しの僕では・・・
それでも、助けたいの一言だけで僕は動いてしまうんだ
それがなんでかわからないから 余計に自分がわからなくなる
少し 自分の足りない脳みそで考えるけど
答えはでなかった・・・
キミが少し悲しそうな顔をするから
何も言わずにはいられなかった
言葉の意味を間違えたって 伝えられなくても
ただ キミのその悲しい笑顔なんかより
輝いてほしい 笑顔が
本当の答えなんか 僕にはわからないし
キミの悲しい顔なんかみたくないから
キミが ただ 元気になってくれたら それでいい
僕は・・・
わからなくていい
|
|
|