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はじめましてとさよならを
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作詞 Maリオ |
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やあ
今君は青い世界のどこにいるの?
はじめましても言えなくて とりあえず戻ってくるまでは生きてるよ
2061年の 太陽が高く登る時期 最初の挨拶をしよう
幼いころは時間だけが なぜか有り余っていた気がする。
誰かが僕にこう言った 「それは人生で遅くて長い時期」
夏には水を浴びて 冬には雪の絨毯を汚した
時間を永遠に感じた ただ早く過ぎてほしかった
早く大人になれば もっと
楽しいことがある なんて
信じて急いでいた それでも
時間は変わらず過ぎていった
ノーマルタイムを基準にして
体感時間は違うけれど
同じ次元の中で生き 同じ次元の中で消える
75.3で回る君に ハローと言えればいいなって
音を消してただ君に ハローと言えればいいなって
ちょっとずつ大人になると ちょっとずつ物事が速く進む
これぐらいが 「ノーマル」 なんて感じる時期にたどり着いた
気付けば1日という時間は 全てをやり終えるには足りなくて
1日を27時間に なんて戯言を呟いたのはいつからだろう
でも仮にもっと時間があっても どうせ生きられる時間は決まってる
結局十分な時間はない それに気付いたのはここ最近
ノーマルタイムを基準にして
体感時間は違うけれど
同じ次元の中で生き 同じ次元の中で消える
75.3で回る君にハローと言えればいいなって
匂いを消してただ君に ハローと言えればいいなって
晩年の頃にはぼんやりと過ぎる毎日で
その時間がいったいどこへ消えてしまったのかわからない
振り返り 焦がれ 懐かしむ
分かってる遅くなったのは僕の速度
朝起きて一日をはじめると もう一日の終わりが待っている。
ノーマルタイムを基準にして
体感時間は違うけれど
同じ次元の中で生き、同じ次元の中で消える
75.3で回る君にハローと言えればいいなって
視界を消してただ君に ハローと言えればいいなって
子供は時間と友達で
大人になると時間を愛し
歳をとると時間は祝福されたものになるの
やあアルベール
ようやく君の
言葉が理解できた
最後に挨拶もできたんだ
76年後にまた会おう
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