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MEMORY SWORD
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作詞 零雅 |
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立ち止まってるより まず座って 耳を澄ましてみて
これまでの僕等は 止まることなく 歩き続けた
光と同じくらいのスピードでこの地球(ほし)はただ回り続ける
この中に響き続けてる あの「残響」が彷徨っている
初めての事に どんどん慣れて 薄れてった
こんな風にいつも 大事なものが 汚れていった
過ぎてく時間は残酷で 何もかもを消去していく
できもしないあんなことやこんなこと
カッコつけて投げ捨てた
消えていく時間のその中で 何を思って 何を作った?
止まった時間のその場所に 置き去りにされた時
微かに聞こえてたあの「残響」が 何処かで必ず彷徨っている
過去や未来でじゃなくて 「今」を彷徨っている
視界の先に見える あの丘を 覚えている?
そこで僕等は笑いあった 夢みたいな出来事だ
なんで体を動かさないの? 息してるなら言葉を放てよ
今もその中で彷徨っている「残響」の中のあのフレーズも
その中で愚痴を零したって 誰も聞けない 聞きたくもない
その足で少しでも距離近づけて 大丈夫 まだ手を貸せる
微かに聞こえてたあの「残響」が少しずつ
大きくなってる事 あの丘から
目を覚ました時 過去は全て
姿を変えて 蹲ってる
未来だけが 微笑んでる
胸の中の 鼓動が
ただ 鳴っている
彷徨い続ける「残響」はどこまで
響き続けるのだろう
時間は歩く 止まる事を知らず 僕等はそれに嫌々ついていく
そして過去になり、未来を造ってく 忘れないために刻む足跡
悲しみが僕を襲ったとしても それすらも過去になって消えてく
その足で こっちにおいでよ 大丈夫 手を貸すよ
消えていく時間のその中で あの音色に耳を傾ける
止まった時間のその場所に 必ず在るのはその光だけ
忘れないように 目印代わりの 絶対消えない記憶の剣が
目の前で 輝いてる
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