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いつかの話
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作詞 ものほ |
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今までさ 頼られてきたから
きっと これからも こうなんだろうけど
いっつもさ 思うんだよ
「こんな僕で いいのかい?」
「僕で いいのかい」
話ならさ いつだって聞くよ
君のタイミングで 話すといいよ
でもさ
僕の耳は もう 使いものにならないんだ
雑音(ノイズ)が酷くて 本音が聞こえない
嘘で固めた 言葉はいらないよ
どうして 僕を 頼るの?
聞かせて
すぐそばに 君がやって来て
きっと 相談なんだろうと思ったけど
いつもとさ 逆みたいで
「君が 聞いてくれるのかい?」
「聞いていてくれるのかい」
本当ならば 泣いちゃいけないよね
君を 困らせてしまうよね
だけど
聞くばっかだったから 上手く話せないんだ
息が邪魔で 言葉がでない
頬を伝う 涙しか でてこないよ
目の前に 君が いるのに
「怖かったね」
「つらかったね」
「大丈夫、大丈夫だよ」
冷えた手が 火照る体を 溶かしてく
「ねぇ 君の話 聞かせて」
待ってたんだ 誰かを
泣いてたんだ 声をからして
僕の耳は もう 使いものにならないんだ
雑音が酷くて 本音が聞こえない
受け止める人の 受け止める人は誰?
考えたら きりがない
お互い 支え合ったら
悲しむことは ないだろう
「大丈夫、大丈夫」
「君がいて 僕もいる」
「大丈夫、大丈夫だよ」
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